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2015年05月20日 (水) | Edit |
今の季節のお菓子です。

葉っぱが丸まっている様子を表現していて、その上には白いものが一粒ポチッと乗っています。


s-DSCF1521.jpg
「落とし文」中野製

むか~し、このお菓子を初めて食べた時、「落とし文」という銘がきれいなので、印象に残りました。
でもこれをどうして「落とし文」と言うのか、深く思うことはなかったのですねぇ。


その後、このお菓子の由来を調べて、ビックリです。

このポチッと葉の上に乗っているものは、昆虫の卵だった!

えーーっ!そんなものがお菓子の上に。
なんで?

この昆虫(ゾウムシ)は、卵を産んでその葉をくるくると葉巻状に巻いて地面に落とすそうです。
葉の巻物が昔の文(道に落ちている巻物の手紙)に似ていることから、これを作る昆虫をオトシブミと呼ぶようになったようです。

この虫が丸めた葉っぱを模して作ったお菓子がこの「落とし文」です

葉っぱ丸めただけではよくわからないから、デフォルメして表にひとつ卵が出てきちゃったのでしょうね。


“落とし文”とは、公然とは言えないことや秘かに想う恋心を伝えるために、
伝えたい人の近くに落として拾わせた置手紙のことだそうです。
なるほど


そう思うと、きれいな銘とこのお菓子の形状は美しいものとして私の心に響きます。

“落とし文”は初夏を表す季語として使われるそうです。

この時季、「オトシブミ」の作った揺籃ようらんが「落とし文」に通じるとは、先人の感性は素晴らしい

日本人の感性♡伝えていきたいものです。
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