2008年11月22日 (土) | Edit |
今日は、茶壷の話をするというので、お菓子を「亥の子餅」にしました。
亥の子餅の由来については、平安時代頃に中国から日本の宮中に伝えられ、
宮中の年中行事の一つになったとされています。
旧暦の10月の「亥の日」の「亥の刻(午後9時~11時)」に餅を食べると万病を除くと考えられ、
猪子形に作った「亥の子餅」を朝廷に献上する年中行事というものがあったそうです。
また、亥は火難を逃れるという信仰があり、江戸時代には亥の日を選んで炉や炬燵を開き、
火鉢を出し始める風習があったといい、今でも、茶道ではこの日を炉開きの日として、
亥の子餅を茶席菓子とする習わしがあります。
さらに、猪の子はたくさん生まれることから、子孫繁栄をもたらすともされ、亥の子餅は贈答品
にも用いられた。
(京都検定公式テキスト「季節と行事の京菓子」参考)
今年の亥の日は、「7日」と「19日」でした。
お菓子ひとつをとっても、奥が深いものです。
昔から伝わる菓子をいただけることも幸せですね。

「亥の子餅」鶴屋八幡製
亥の子餅の由来については、平安時代頃に中国から日本の宮中に伝えられ、
宮中の年中行事の一つになったとされています。
旧暦の10月の「亥の日」の「亥の刻(午後9時~11時)」に餅を食べると万病を除くと考えられ、
猪子形に作った「亥の子餅」を朝廷に献上する年中行事というものがあったそうです。
また、亥は火難を逃れるという信仰があり、江戸時代には亥の日を選んで炉や炬燵を開き、
火鉢を出し始める風習があったといい、今でも、茶道ではこの日を炉開きの日として、
亥の子餅を茶席菓子とする習わしがあります。
さらに、猪の子はたくさん生まれることから、子孫繁栄をもたらすともされ、亥の子餅は贈答品
にも用いられた。
(京都検定公式テキスト「季節と行事の京菓子」参考)
今年の亥の日は、「7日」と「19日」でした。
お菓子ひとつをとっても、奥が深いものです。
昔から伝わる菓子をいただけることも幸せですね。

「亥の子餅」鶴屋八幡製
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